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CGMの大阪大学ブログ

仔犬を飼いながら

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実は一週間前から犬を飼い始めました。
夜帰って来て寝ようとしたら、外でキャンキャン犬が鳴く声が聞こえてきて、見に行ってみたら網に引っかかった黒い子犬が…。雪の中、母犬も近くに居なさそうで、それで仕方なく家に連れ帰ってひとまず一晩だけ面倒見るかということにしたのですが、あっという間にはや一週間。

犬を飼う上でよく言われるのは、犬と人間の間で主従関係をはっきりとさせることが大事だということです。そこまで専門的に詳しく調べたわけではないですが、歴史的に見ても、犬と人間はそういう関係性でお互い栄えて来たようです。

しかし、、
仔犬のために、環境を作り、餌を用意し、オシッコとウンチの片付けをして、トイレを覚えさせて、お腹減ってないのか、水は足りているか、運動不足じゃないか、などなど気にしてあげることが多いですが、こうなると、もはや主従関係は完全に逆転しているというしかありません笑。
それまで犬のためのものは何もなかったのに、半日ほどを使って少し遠くのお店まで買い出しに行くなんて。

かと言って、仔犬にいきなり人間に仕えろというのは無理があります。犬自体がある程度成熟しなければいけないということはあるものの、やはり根本的に必要なのは信頼関係ではないでしょうか。
この人間は、自分に食事をくれ、可愛がってくれ、遊んでくれ、嫌わないでいてくれ、そのように愛してくれる存在だということを犬が認識してくれれば、そこから本当に正常な主従関係が発展して行くのではないかと思います。

人と人との間にも、色んな役柄や立場によってそれぞれ様々な関係性がありますが、根本的には相手に対しての信頼が必要です。そして、信頼を築くには時間と労力が必要です。
子犬との一週間の生活は、本来あるべき関係性を築くためにも、犬と人間のように、時にはその本来の関係を逆転させるようなことも経なければいけないということ、全てはやはり信頼が根本だということ、そして、より「大人」である方が必ず待たなければいけないということを改めて認識させてくれます。

甘噛みのつもりがちょっと強く噛んでしまって、少し申し訳なさそうにする仔犬。

自分にも、早く大人になってもっと理想的な関係性になれるように成長してほしいと願って待っている人がいるということの象徴のようです。

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