摂理の教会に通う大阪大学の学生やOB・OGが綴ります|キリスト教福音宣教会

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CGMの大阪大学ブログ

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私が摂理に出会ったのは、4回生の秋、院試が無事終わって、少しホッとしている頃でした。

私はその頃、人生の進路に様々思いを巡らし、悩んでいました。将来いったい自分は何をすればいいだろう?もっと言えば、何を成したら、人生、成功したと言えるんだろうと。

大学4回生になっても、私はまだ人生の道が見えていませんでした。色々やりたいことはありました。例えば、私は幼い頃から科学が好きで、アインシュタインに憧れて科学者になることが夢でした。また自分が発明したもので、エジソンのように事業をしてみたいとも思ったりしました。

しかし、様々に選択肢があるけれど、人生は一度しか、生きられない。その一度きりの人生、どうしたら最も満足で「成功した」と言える人生になるのか。

私は、答えが見つかりませんでした。大学院に進学したのも、もっと勉強したいというよりは、時間がほしかったからでした。大学院で受けられる奨学金に申請した時の大学院進学の動機の欄にも、将来について考える時間がほしいからと正直に書いたのを覚えています(それでも無事通りましたが…)。

そのような私を神様がご覧になって、私を摂理に導いて下さいました。

私がある日、本屋さんに立ち寄った時、ある本が目にと留まりました。「小説聖書」というタイトルの聖書の物語を小説風にアレンジして読みやすくした内容の本でした。宗教には全く興味のなかった私でしたが、西洋の文化を理解するのに一度読んでおくのもいいかなという軽い気持ちで、読んでみることにしました。

そして、ちょうど、小説聖書を読み終わった頃に、ついに私はある摂理の人に出会い、バイブルスタディーを学ぶようになりました。

神様はこのように、一人一人の時に合わせて、導いて下さいます。その人に何かしら人生について考える機会を与え、心を準備をさせ、最も良い時に出会わせて下さるのです。しかしその時にそのチャンスを掴むことができるかどうかは自分次第です。

イエスキリストに出会ったぺテロは、元は漁師でしたが、イエス様に出会った日、一晩中、漁をしましたが、一匹も釣れませんでした。それで落胆しているところにイエス様が現れ、船を貸してほしいと言われ、親切にも貸してあげました。そして「沖に出て網を下ろしてみなさい」と言われました。普通なら、一晩中漁をしてもだめだったのに、無理に決まっていると言って、聞く耳を持たなかったでしょう。しかし、ぺテロは「せっかくだからやってみましょう」と言ったのです。これがぺテロの成功の秘訣でした。実際に言われた通りにやってみると大漁でした。この時からぺテロは網を捨てて、イエスキリストに従い、キリストの一番弟子となり、歴史に名を残しました。もしこの時、イエス様の言葉に聞き従わなかったら、一介の漁師で一生を終えたことでしょう。

私ももし、バイブルスタディーを勧められた時、「宗教の話しはちょっと…」とか「そんなこと学んでもどうせ役に立たないでしょう」とか思って、断っていたら未だに人生の道を見付けられずなんとなく生きる人生になっていたことと思います。

はじめはちょっと抵抗はあったけど、たまたま小説聖書を最近読んだこともあり、「せっかくだから聞いてみよう」と思って聞き始めることができたのです。

実際に学んでみると、目からうろこが落ちることばかりで、聖書を通して、神様が私たち人間に伝えたいメッセージが何なのかを知ることができ、またそのバイブルスタディーを教えて下さった先生の姿、生き様を通して、神様が確かに存在していらっしゃり、私たちを愛してくださっていることをはっきりと悟るようになりました。

そして、私が思い悩んでいた「成功した人生とは何か?」という問いの答えを見い出すことができました。今はそれに向かって、日々自分を磨き、成長させる毎日です。

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