11Jan
旧約聖書のマラキ書に以下の聖句があります。
「しかしわが名を恐れるあなたがたには、義の太陽がのぼり、その翼には、いやす力を備えている。あなたがたは牛舎から出る子牛のように外に出て、とびはねる。」(マラキ書4章2節)
これまで摂理で人生を歩みながら、
笑いあり、喜びあり、涙あり、山あり、谷あり……ですが
「牛舎から出る子牛のように飛び跳ねた」天とのいきさつもありました。
院生だったある時期、
こちらをつついて、あちらをつついても、
しばらくなかなか実験結果が出てこない期間がありました。
心理的につらくなってきていました……。
当時、鄭明析(チョン・ミョンソク)先生の御言葉を
おもに礼拝の時に聖句を本文として聞く状況でしたが、
ちょうどその時、一時的に状況が変わり
毎日のように御言葉を聞けるようになりました。
その時に受けた感覚としては、
恵みの雨がざ~っと大量に降ってきたようで、
感動と喜びと興奮と癒やしを感じ、
研究進まなくて……という半ばやけくそな思いの中、^ ^;)
欠かさずに必死で聞いていました。
先生の恵みの御言葉が聞けるようになって
一週間ほどしてから、
研究室内で各自の進捗発表の場があり、
後輩が発表しているのを聞きながら、あるヒントを得ました。
自分が以前から作成できたらいいのにと思っていた生成物を
前にA反応で試した時にはうまくいかなかったのですが、
後輩がやっていたB反応でやってみたらどうだろう?と思いました。
彼女がやっている研究内容はずっと前から知っていましたし、
進捗発表もその都度聞いてきましたが、
自分の実験ではA反応で反応条件をいくつか変えるぐらいで
B反応で試してみるということがそれまでは頭に浮かんできませんでした。
早速、B反応で実験系を組んで反応させ、
測定機器に入れて生成物を測定してみました。
その時……
測定機器の前で画面を見ていたら
生成物の量の数値が想定する範囲内よりも10倍、20倍、30倍も
ぐっ、ぐっ、ぐっと上がっていきました!!
ものすごく心臓がどきどきして興奮して
どうかなりそうでした。
このままでは心臓が収まらなくて夜寝られないのでないかと思い、
実験室から飛び出して
建物が確か7階か9階建てくらいだったと思うのですが
夜な夜な人通りのない階段を、一段飛ばしで最上階まで走り、
また一番下まで走り、また最上階まで走り、……
「主よ~うお~主よ~」と心の中での感動冷めやらず、
息を切らしながら、心臓がある程度収まるまで走りました。
その時は本当に牛舎から出る子牛のように興奮して飛び跳ねて
忘れられないいきさつです。
その後しばらくの間、先生の御言葉を聞かせていただける状況にあったので
日々聞きながら、続きの実験をしました。
御言葉をいつもより多めに聞いていると、
それまでより数時間、睡眠時間が少なくなりました。
すると昼間にどうしても眠くなる時もあり、
よろよろと昼休みに空き教室に行き、
空いている机で、30分後にタイマーをセットして少し休んだりしました。
30分の眠りが脳の疲れをすっきり取ってくれました。
そして、体には多少の疲れがあっても
心霊は「行ける!」という確信があったので実験を突き進めました。
その時の一連の研究成果は
共同研究の方々の実験結果や協力と共に
科学史に残されるようになりました。
これ以外にも摂理を走りながら
その時その時の忘れられない神様とのいきさつがありますが、
過去は過去、今は今ということで、
「実際に神様が見る『中心』は
『毎日初恋が燃えている状態』ではなく、
『毎日初恋のような火が燃えるように努力するもがき』だ」
とおっしゃる言葉が身に染みます。
主がいつも導いてくださることに感謝します!
今日も努力してもがいて走られますように^ ^!(つづく)
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