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CGMの大阪大学ブログ

冤罪ニュースに耳をそばだてる!?

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鄭明析(チョン・ミョンソク)先生が大変な状況になってから、

新聞を読んでいて冤罪ニュースが出ていると

他の所はさっと見るぐらいなのに、

気になって内容をしっかり読んでいる自分がいました。

 

自分の親が世のため人のためにと

人生を懸けて夜遅くまで真面目に仕事をして帰宅する姿を

幼い頃から見てきましたが、

その親がある日突然、

「強姦容疑がある」と言われて連れていかれること、

それ以上に、

先生が伝えてくださる御言葉を何年も聞いてきた者として

先生の人柄、人格、生きざまをそれまで見てきた者として、

「それはあり得ない!」という内容なのでした。

そのような類いのことがわずかひとかけらでもあれば

神様と先生との関係は全く成り立たず、

摂理も全く成り立たないということを

これまで自身が摂理で歩んできた道、経験から明らかに分かるからです。

 

先生の生まれ故郷、月明洞の野心作の造景の中央には、

「命を愛しなさい」と刻まれた岩が立てられています。

主日の説教の主題として伝えられた後に、

摂理史の主題文として、

先生自らが書かれ、弟子が刻み入れて立てた岩です。

「命を愛しなさい」と刻まれた岩

当時、先生ご自身がこの御言葉を受けて伝えられた後、

すべての仕事をいったん置いて、

最優先にそれを実践して、

人々の命を顧みながら韓国各地を回られました。

先生がどれほど一人一人の命を大切に思って

尊厳と価値を深く思って見ていらっしゃるのか、

私たち各自が深く知らなければなりません。

 

誤解を人々に広めるというのは本当に恐ろしいことです。

特に今はニュースもメディアも、その他さまざまなSNSも発達して

一気に世界中に広まる時代を生きています。

正しいことも、間違ったことも、あっという間に広まります。

最近は「ファクトチェック」をした内容が挙げられたり

また、いったん挙げられた内容でも間違いがあった場合に

後日、謝罪のコメントが挙がったりしていますが、

誤解が解かれなければ、正しく生きていても

経験した人にしか分からない苦痛を受け、

また、10年20年30年という人生の大切な期間を

本人も、その人につながる人たちも、またそのように誤解した人たちも、

真実において暗黒の期間を過ごすことになります。

 

聖書の中にも有名な冤罪事件があります。

ヤコブ(イスラエル)の子供12人兄弟の中の一人、ヨセフは

腹違いの兄弟たちにねたまれてエジプトに売られました。

そして奴隷となって仕えていた主人の奥さんが

ヨセフのことが気に入って言い寄り、

逃げたヨセフの上着を見せて

逆に「ヨセフに襲われた」と濡れ衣を着せました。

しかしヨセフは捕らわれた獄の中で

不平不満を言うことなく、神様に仕え、

その中ですべきことをしながら過ごしました。

やがて、パロ王が見た夢をヨセフが解くようになり、

その夢の内容から、エジプトでこれから起こる

7年の豊作と7年の飢饉のことを伝え、

獄から解放されるようになりました。(創世記37~41章)

 

そして、歴史的に最も大きな冤罪事件の人と言えば

イエス様ではないでしょうか。

当時のユダヤ教の律法学者たちに

「神様のことをお父様と呼ぶ、神様を冒涜する者」として、

極刑にかけられました。

しかし、イエス様は本当に神様の一人子(御子)として

神様が人間を愛して送ってくださった方だったのでした。

 

「神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである。」

(ヨハネによる福音書3章16節)

 

神様は霊の存在でいらっしゃり、宇宙を創造され、

全人類の全ての人間のことを分かって見ていらっしゃるほどの方、

人間とはスケールがあまりにも違いすぎて、

普通ではとうてい知ることが難しい存在者でいらっしゃいます。

だから……人の姿をしたイエス様を御子として

この地上に遣わしてくださいました。

人と通じるために、人の姿をとって遣わされた

神様の最も大きな愛だったとおっしゃいました。

しかし2000年前、人間の無知と誤解のゆえに

神様が愛して遣わしてくださった、そのあまりにも大切な方を

無残にも、わずか3年半のべ伝えた33歳という若さで殺してしまいました。

 

誤解がどれほど恐ろしいのか、

神様のなさることに無知であることがどれほど恐ろしいのか、

私たちは何が真実であり、

何が偽り・偽証であるのか、

各自が正しく学び、確認して知る責任を果たさなければならないと思います。(つづく)

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